ベストパートナーってどんな人?
30代ど真ん中の数年前、私は負のスパイラルに陥っていました。
「私って本当に結婚したいのかな?」「もう、どんな人が好きなのかわからない」
恋愛でよくありがちなやつです。
タイプな人と付き合っては別れ、次はタイプじゃなくても性格がいい人と付き合ってみようと思ったらなんだかしっくりこなくて別れるというのを繰り返していました。
結婚相手に求める条件を考えてみるも、外見以外はだいたいぼんやりとしている・・・
今回は、どんな人と幸せな結婚生活を過ごしたいのか深く考えてみました。
パートナーへの要求事項を増やさない
性格が良くて見た目がタイプの人に出会っても、
やっぱりタバコを吸わない人で、身長も170センチ以上あって、 もう少しおしゃれで綺麗好きな人が良いかなぁ
などと、どこか1個気になる部分があると「ずっと一緒にいるのはちょっとなぁ」と思ったり、「結婚相手に相応しくないかなぁ」と思ったりします。
人には良い面と悪い面があることはわかっています。
ただ、結婚相手としての要求事項をたくさん増やせば増やすほど、なかなか理想の人には出会えません。
事実、私自身も新しい出会いがあってもどの部分が相手を好きになる決め手なのか、どの部分が結婚相手として選択するポイントなのかがわからなくなります。
どんどん自分の理想に自信もなくなり、巷で言われている
- 30歳以上の人の婚活は、自分から選ぶのではなくお相手が好きになってくれるように頑張ること
- いつまでも恋愛しようとしてないで結婚につながる恋愛をすること
- 歳下ではなく10歳以上うえの人を選びなさい
という言葉を聞いて、「おばさんは自分からタイプの人を選ぶ権利すらないってこと!?」「アラサー・アラフォーの私たちの人権は!?」などと歳を重ねるたびに悲観してしまうのです。
自分にとって大事なことを明確にしよう
何があれば自分にとって幸せなのかわかっていないと、他人の心ない辛辣な意見に流されます。
そもそも、自分自身が「婚活って辛いもの」「婚活やりたくない」と思ってしまいます。
また、要求をたくさん持っていることで、全てが揃っている人を見つけたらきっと幸せになれる!といつまでも「完璧な王子」を探し続けてしまい危険です。
自分が求めていることや大切なものが明確になっていけば、自ずと要求事項も少なくなっていくはずです。
前項の私の要求事項を挙げてみると、
- タバコを吸わない
- 身長が170センチ以上
- お洒落で清潔感がある
- できれば上下3歳以内
- 車は普通車を所有
- いつまでも新鮮な気持ちをくれる人
などと要求事項が増えてしまったときに、もしこれができなかったら結婚生活が不幸になるのかどうか?と考えます。
幸せと感じるには必要なことなのかどうかまで考えられたとき、きっと求めるものが減ってくるかもしれません。
例えば、身長ってそんなに大事なのか?都会に住んだら車は不要かも?
いつまでもドキドキしていたら毎日緊張するのではないか?などです。
自分以外の周りの価値観を反映しない
親から「お相手は公務員を選びなさい」「長男はやめなさい」などと言われていた場合、気付かぬうちに自分の価値観に親の価値観がプラスされ要求が2倍になってしまっている可能性があります。
さらに兄弟や友人の価値観も自分の価値観にプラスすると、2倍3倍とどんどん理想も増えていってしまいます。
もしかしたら自分が大切と思っていた価値観自体が「親の価値観」や「友人の価値観」で、自分にとってはそうでもなかった!という場合があります。
そのような事態にならないためには、自分の周りの考えや価値観を一度なくしてもし周りに誰もいなくて自分1人ぼっちだったら?と考え、親や友人がいなかったら選ばないであろう要求を削ぎ落としていきましょう。
そうすることで、今よりもパートナーに求める要求事項は少しシンプルになるはずです。
パートナーへの要求事項を減らそう
自分にとっての要求事項が減ってきたら、まずは3つくらいに絞ってみましょう。
私もたくさんあった要求を3つに絞ってみました。
- 会話や間合いが合う人
- 穏やかで前向きに物事を捉えられる人
- 人生に対して一生懸命で、仕事や生活を楽しめる人
今まで付き合って浮気された元カレやセフレの嫌だった部分を思い返したら、自然と3つに絞れました。
そして、今までは外見からぼんやりとタイプの人物像を思い浮かべていたのですが、内面のタイプがすらすら思い浮かんだことに驚きました。
無難にまじめな人が好きだったのか!!
信念がなく、ふわ〜っと近寄ってきた高身長細身イケメンと付き合っていたから、ずるずる付き合ったり別れたを繰り返してしまったんだということにも気づけました。
もし再び恋愛や婚活に挑む際に、私を惑わすものが現れてもこういう人と幸せな結婚生活を送るんだ!と言い切れる覚悟と自信がつきそうです。
まとめ:結婚相手を見つけるために
ベストパートナーってどんな人なのか、闇雲に婚活してもダメなんだろうということに気づけました。
まずは、
- パートナーへの要求事項を洗い出す
- その中で自分にとって大事なことを明確にする
- 自分以外の周りの価値観を自分の価値観に反映しない
- パートナーへの要求事項を3つに絞る
という手順で自分の気持ちと向き合ってみてください。
カフェで手帳を持って考えても良いし、1日仕事をお休みして自分のことを考える時間を作ってみても良いですよね♪
婚活婚活と躍起になる必要はありませんが、自分を優先することは大切です。
辛い婚活にならないように、一緒に前向きにやってみましょう。